MTGA-BO3 KHM【オルゾフ天使】
MTGA-BO3 KHM【オルゾフ天使】
MTGA-BO3 KHM【オルゾフ天使】
アリーナのメタゲームトライアルに向けてBO3でオルゾフ天使を調整しました。とりあえずゴールド帯まで上げて調整しましたが結果は一没でした。

長らくBO1でプレイし続けたので久しぶりにBO3の調整を行いましたが、BO1で随分と遭遇したディミーアローグには全くマッチしませんでしたね。やはりBO1とBO3は別のメタゲームで動いていますね。

BO3のシルバー帯は7-3で越えたのでメタゲームトライアルはもう少し頑張れると思ってましたが、ヨーリオンデッキを克服出来ていなかった事が仇となりました。

色々と試行錯誤した結果、一先ず以下のリストに落ち着いています。

【KHM BO3】オルゾフ天使

クリーチャー:12
4 帆凧の掠め盗り (M21) 107
2 傑士の神、レーデイン//守護者の盾、ヴァルクミラ (KHM) 300
4 正義の戦乙女 (KHM) 338
2 栄光の守護者 (KHM) 335

呪文:25
1 太陽の宿敵、エルズペス (THB) 14
2 天使への昇天 (M21) 3
3 無情な行動 (IKO) 91
1 血の長の渇き (ZNR) 94
4 苦悶の悔恨 (THB) 83
4 シュタルンハイムの解放 (KHM) 294
2 エメリアの呼び声//砕け散ったスカイクレイブ、エメリア (ZNR) 317
1 モーギスの好意 (THB) 107
3 メレティス誕生 (THB) 5
4 ファーヤの報復 (KHM) 210

土地:23(25)
1 ロークスワイン城 (ELD) 241
4 寓話の小道 (M21) 386
6 平地 (MED) 183
4 沼 (_BD) 78
4 陽光昇りの小道//恐怖昇りの小道 (ZNR) 285
4 静寂の神殿 (M21) 390

サイドボード:15
3 スカイクレイブの影 (ZNR) 298
2 歴戦の神聖刃 (M21) 34
1 太陽の宿敵、エルズペス (THB) 14
2 強迫 (DDC) 46
1 血の長の渇き (ZNR) 94
3 ドゥームスカール (KHM) 334
1 モーギスの好意 (THB) 107
2 エルズペス、死に打ち勝つ (THB) 13


【デッキ解説】

カルドハイムの白黒でフィーチャーされている天使ですが、土地を伸ばしつつハンデスで妨害して《シュタルンハイムの解放》《ファーヤの報復》による中後半の攻め厚に重点を置いた構成にしています。

天使をフィーチャーした内容としては2マナ天使から始める早めのミッドレンジと氷雪シナジーとクレリックを絡めたゲインシナジー重視の構成でも試しましたが、前者はビートダウンとしての再現性の低さとテンポの悪さ、後者は全体のカードパワーの低さが気になって、除去・妨害・フィニッシャーのすみ分けが明確な純正ミッドレンジに落ち着いた形です。

《シュタルンハイムの解放》は主に3~7マナ域までのマナカーブに当てられるので非常に柔軟性が高い良カードです。特に《ファーヤの報復》から繋げる5ターン目の挙動が強力で、メインで8枚採用しているハンデスでバックアップする事でかなり決定力が高いプランとなっています。

予顕も含めて2マナの挙動が多いのでマナカーブ埋めとして《血の長の渇き》と《モーギスの好意》を採用しています。前者は単純な除去枠ですが、後者はローグ・アドベンチャー系に対応出来る追加の除去手段の他、《ファーヤの報復》の2章の効果範囲の拡大も担っています。安定したマナカーブ的なロスを減らすためには体感的にもう1枚程度1マナ域を採用したいので、継続的なサイズアップと絆魂効果が有効に生かせる《影槍》の採用も検討しています。

3マナ天使として採用してる《正義の戦女》は後続が展開出来れば強力ですが、ins除去が多い現状ではあまり目立った活躍はしてくれませんでした。それよりも《栄光の守護者》の方が安定したパフォーマンスを発揮していた気がします。やはり瞬速は偉大で、《ファーヤの報復》の3章に間に合わせて展開出来るのは強襲手段として非常に有効です。同じような理由で《天使への昇天》も主にinsタイミングでの天使展開手段として採用しています。エサは主に《メレティス誕生》で生成する壁トークンです。


【マッチアップ雑感】

《ファーヤの報復》が決定打になりやすいアグロ~グルール系のミッドレンジは有利を感じています。サイド後は全除去も追加できますし、基本的に4/4飛行に対するアンチカードが少数なビートダウンには有利に立ち回れます。

また、ソーサリー挙動が多いラクドスサクリファイスにもそこまでの不利は感じませんでしたね。《苦悶の悔恨》で主力の脱出持ちに対処出来ますし、《シュタルンハイムの解放》の様な予顕札が基本的にハンデス戦略に強いので、消耗戦ではこちらのカードパワーが上なので、レイコマハスクが連発されない限りは不利な展開になりにくいと感じました。


苦手なマッチアップはウギンランプ・ヨーリオン系のデッキです。ランプとはこちらのゲームプランが低速気味のミッドレンジなので相手のゲームスピードに合致してしまうので、ハンデスを的確に機能させて中盤までに勝負を決める事が大筋となるのでかなりの噛み合いが要求されます。

ヨーリオン系についてはそもそもヨーリオンに主力の4/4天使がサイズ負けしていることが致命的な他、中盤~終盤にかけてのアドバンテージ差が圧倒的に負けているので明確な不利を感じています。こちらのテンポの悪さが露骨に欠点として出るマッチアップなので、ヨーリオン系への明確なゲームプランの組み立ては今後オルゾフ天使を調整する上で必須課題となりそうです。

ちなみに《軍団の天使》を採用していない理由は苦手なマッチアップに対する回答とならない為です。基本的にメイン1枚採用のカードを前提とすることは再現性が低くて安定性に欠ける点とサイドボード2~3枚の枠を占有する点に魅力が感じられませんでした。今後メタゲームが固まってサイドに余裕が出来た時は採用検討したいと思います。

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