MTGA-BO1【ラクドスアリスト】
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MTGA-BO1【ラクドスアリスト】
遅ればせながら新環境のスタンを堪能しているので、巷のオーコ糞々のネガキャンなどどこ吹く風で楽しんでいます。

リミテをするゴールドが早々に尽きたので、手持ちカードとWCでデイリー消化用のBO1デッキを何個か作りました。とりあえず白黒アリスト・黒赤アリスト・黒緑アドベンチャー・白青飛行と作りましたが、その中では黒赤アリストが特に感触が良く気に入っています。


【ELD-std】BO1 ラクドスアリスト

クリーチャー:23
4:《不気味な修練者》
4:《忘れられた神々の僧侶》
4:《ラゾテプの肉裂き》
4:《戦慄衆の解体者》
4:《騒乱の落とし子》
3:《悪ふざけの名人、ランクル》

呪文:14
4:《初子さらい》
2:《アングラスの暴力》
4:《魔女のかまど》
4:《炎の侍祭、チャンドラ》

土地:23 (黒16赤16)
5:《沼》
5:《山》
4:《寓話の小道》
2:《ロークスワイン城》
2:《エンバレス城》
4:《血の墓所》
1:《ラクドスのギルド門》


【デッキ解説】

とは言うものの、ラクドスアリストは環境初期から存在するデッキなので後発勢が解説などおこがましいですね。

暫く前の環境ではオルゾフアリストを集中して調整していた時期がありましたが、M20で《侍祭チャンドラ》が収録されてからは正直アリストのコンセプトはラクドスが一番体現しやすいと思っていました。加えて、ELDで制限はあるものの最軽量レイコマである《初子さらい》が収録されたことで赤絡みのアリスト適正は更に向上しました。

構築初期は《波乱の悪魔》や《永遠バントゥ》を採用して生贄シナジーを多めに取っていましたが、《ランクル》の使用感があまりに良すぎたので、シナジー要素を薄くしてより攻撃的な構成に落ち着きました。

アリストクラッツというシナジー型のデッキにおいてラクドスがオルゾフと比べて優れている点は、《戦慄衆の解体者》や《侍祭チャンドラ》といったデッキと高水準のシナジーを保ちながらライフを削るという目的に対してもパフォーマンスが優れているカードを採用出来る点だと思っています。オルゾフ札では《復讐に燃えたソリン》が非常に強力ですが、ラクドス札の方がライフを削る手数が多く取れるのでデッキとしての方向性に一貫性が持てるんですよね。

特に《侍祭チャンドラ》は《神々の僧侶》と2→3マナの強力なシナジーを形成する上、《ランクル》との3→4マナのシナジーも形成出来るのでデッキの中核として非常に強力な運用が可能です。特に《神々の僧侶》とのシナジーは強力故に相手の妨害を受けやすいですが、《ランクル》は速攻持ちなので隙が少なく強力なシナジーを実現出来ます。僧侶が除去される場合、相手は除去を切って展開を1ターンパスしているので、ランクルの生贄誘発が有効に機能しやすいという点でも2~4マナ域のゲームメイクの上で有利な展開を押し付けやすくなります。また、速攻生物を2体水増し出来るので全体パンプである《エンバレス城》での押し込みも有効に使用できます。

《解体者》《チャンドラ》《ランクス》が高圧な展開を作りやすいので、《波乱の悪魔》の様なシナジー期待枠をより直接的な圧力となりえる《騒乱の落とし子》に変更しました。コンセプトシナジーは確保しながらも、デッキの実態はややグッドスタッフ気味なラクドスアグロとも言える内容です。《落とし子》は4マナ域なので《初子さらい》で自身を対象にして速攻を付けられないところが残念ですが。

ただラクドスカラーでアグロ的なマナカーブを形成するには土地が弱めなので、その点では若干無理をしています。土地基盤に関してはオルゾフに軍配が上がりますね。


オルゾフカラーでアリスト的なデッキを考えるなら、優れたマナ基盤を活用して《ロークスワインの元首、アラーヤ》と死後を組み合わせたシナジーで構築したいと考えています。《秤の熾天使》とフリーサクリ台の《魔女のかまど》と組み合わせるとそれだけで3点、アラーヤ自身のドレインも含めると4点ドレインですからね。ソリンによるリアニメイトとも好相性なのでこれはこれで楽しそうなデッキが組めそうなので一度は真面目に煮詰めていきたいと思います。

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