アリーナBO1でネクサスが禁止となって以降は、基本的にBO3で調整を続けています。

もとより白黒という色組み合わせは対応力が売りなので、サイド無しのBO1だと持ち味が発揮し辛くメイン特化したデッキ群に力負けしやすかったので、元々がBO3向けのデッキでしたね。

そんなBO3も暫く不調続きだったのですが、ようやく安定した形に調整する事が出来ました(色々な選択肢を模索する過程でだいぶワイルドカードを浪費しました・・)


【スタンダード】アリーナ オルゾフミッドレンジ ver.3

クリーチャー:17
2:《無慈悲な司教》
4:《徴税人》
2:《オルゾフの処罰者》
4:《秤の熾天使》
3:《聖堂の鐘憑き》
2:《黎明をもたらす者ライラ》

呪文:18
2:《アルゲールの断血+アクロゾズの神殿》
2:《喪心》
4:《屈辱》
4:《ベナリア史》
2:《議事会の裁き》
2:《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》
2:《暴君への敵対者、アジャニ》

土地:25
8:《平地》
7:《沼》
2:《オルゾフのギルド門》
4:《神無き祭殿》
4:《孤立した礼拝堂》

サイドボード:15
4:《アダントの先兵》
2:《防御牝馬》
2:《渇望の時》
4:《強迫》
3:《ケイヤの怒り》


【解説】

メインボードは赤単・青単のようなアグレッシブなデッキに対応出来るように構成しています。サイド後にコントロール対策・緑系ミッドレンジ対策を取っている格好です。

現在の構成にしてからの試行回数はBO3ランクマッチ9戦で、8-1となっています。まだまだ試行が少ないですが、走り出しは良好な印象です。

調整過程で特に苦戦したのが赤単・青単・ゴルガリt青。赤単・青単には構成上有利にしているはずですが、キープ基準を厳しめにしないと一気に持っていかれてしまうので、メインデッキのムラを少なくするのに苦心しました。しかし、ゴルガリt青には依然として明確な勝ち筋が見出せていない状況なので、有利と言わずとも安定した方針を模索していきたいです。


【サイドボード案】

・対赤単
先手抜:徴税人2 アジャニ2
先手入:牝馬2 渇望2
後手抜:徴税人2 アジャニ2 裁き1
後手入:牝馬2 渇望2 怒り1

メインから意識していますがサイド後はより戦略が明確です。除去からケイヤや各種4マナ域に繋いでライフを維持しながら長期戦を目指します。後手時はお守りにケイヤの怒りを1枚投入してます。


・対青単
先手抜:処罰者2 司教2 鐘憑き1 アジャニ2 裁き1
先手入:強迫4 渇望2 怒り2
後手抜:処罰者2 司教2 鐘憑き2 アジャニ2 裁き1
先手入:強迫4 渇望2 怒り3

赤単にも言える事ですがメインは噛み合い次第。どんなに有利に構成しても打ち消しで封殺されることもしばしばなので、常に緊張感があるマッチアップです。呪文貫きをいかにケア出来るかが焦点となりがちです。サイド後は強迫で牽制しながら盤面を捌くことに注力します。メインではベナリア史で攻めれる事もあるのでケイヤの怒りは2枚。後手時は押されることが多いのでケイヤの怒りは3枚投入します。


・白単
抜:徴税人2 アジャニ1 鐘憑2
入:渇望2 怒り3

2マナ接死を少なくしている弊害がでるマッチ。サイド後は除去コン的に振る舞う事を意識しています。ケイヤの怒りを入れると4マナ域が多くなりすぎるので、鐘憑きを適当数抜く事で調整しています。


・ゴルガリt青
抜:徴税人4 鐘憑3 断血1
入:先兵4 強迫2 怒り2

ふわふわしたサイドボーディングです。先兵・死後とケイヤの怒りでゴリ押しするのが現行では一番安定してると感じます。強迫2枚は何とも中途半端なサイドインですが、大抵は非生物呪文がネックとなるので最低限は必要に思います。長期戦になるとトップデッキのハイドロイドや採取最終でいくらでも巻き返されるので、出来るだけ短期決戦を挑む以外にプランを構築出来ていません。


・イゼットドレイク
抜:処罰者2 アジャニ2 鐘憑3
入:強迫4 怒り3

青単よりかは御しやすいマッチですが、こちらの除去以上に生物を引かれると押し切られることも多々。相手は全ての生物がフィニッシャーなので、除去を1回弾かれるだけで負けたりします。ただ、相手も防御力は無いのでベナリア史や熾天使に除去を使わせてライラ辺りで蓋をしたいところ。


・エスパーミッドレンジ
抜:徴税人2 処罰者2 司教1 鐘憑3 アジャニ1 
入:先兵4 強迫3 怒り2

サイドボーディングがいまいち定まっていません。ダメージ期待値が低い2マナ域を抜いて強迫で妨害しながら先兵&怒りで押し込むプランです。相手も青入りの割にはアドを獲得し辛い構成なので、先兵・ベナリア史でプレッシャーをかけながら生き残った4マナ以降の天使勢で押し込む事が多い印象です。割とトップ勝負になりがちな印象。トップ勝負に弱い強迫ですが、あると序盤のイニシアチブが取りやすいので必要悪な気もします。結構ちぐはぐなので要調整。


・グルール
抜:徴税人1 鐘憑1 ケイヤ1
入:怒り3

至ってシンプルなサイドボーディング。8枚採用の接死が生きるマッチアップでメイン戦も五分以上で、サイド後は結構に有利なマッチアップだと思っています。負け筋はフェニックス連打となりがちですが、ケイヤがフェニックス以外に活躍しにくいのでその辺は噛み合わせ次第となる印象。


・エスパーコン&ネクサス
抜:処罰者2 鐘憑2 ライラ2 喪心2
入:先兵4 強迫4

サイド後のコンセプトが明確なマッチ。先兵と死後を強迫・アジャニでバックアップして短期決戦を目指します。

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