今シーズンから思い切って吸血鬼を組みました。大会でも一定の結果を残しているので自力のあるアーキタイプだとは思っていましたが、想像以上に強かったですね。あとめちゃくちゃ楽しい(大事)
リストはDNお気に入り先であるPokkyさんの構築を大部分トレースし、細部を自分好みに微調整したものです。当初は晴れ記事のリストをコピーしていましたが、今回参考にした元リストはアグロとしてより目的意識がはっきりとした構築でしたので、少し重めの晴れ記事のリストよりもしっくりきました。
以下のリストでランクマッチに挑んだところ、16-5という高い勝率でゴールド帯を突破してプラチナへ昇格出来ました。元リストの完成度が非常に高かったので過去最速でランクアップしました。
【M20-std】BO3 オルゾフ吸血鬼
クリーチャー:24
2:《敵意ある征服者》
4:《空渡りの野心家》
4:《漆黒軍の騎士》
4:《アダントの先兵》
2:《薄暮の殉教者》
4:《軍団の副官》
4:《薄暮の勇者》
呪文:13
4:《軍団の上陸+一番砦、アダント》
3:《喪心》
1:《屈辱》
4:《傲慢な血王、ソリン》
1:《暴君への敵対者、アジャニ》
土地:23
8:《平地》
7:《沼》
4:《孤立した礼拝堂》
4:《神無き祭殿》
サイドボード:15
2:《疫病牝馬》
1:《灯の燼滅》
2:《害悪な掌握》
4:《強迫》
1:《敬虔な命令》
2:《軍団の最期》
1:《ケイヤの怒り》
2:《黒き剣のギデオン》
【元リストからの変更点】
・メインの「薄暮の盲信者」を「薄暮の殉教者」へ変更
盲信者はあると何かと便利ですが、サイドアウト率が高く2枚採用では序盤の安定性にも寄与しにくいと感じて、テンポロスしにくい殉教者を採用しました。中盤に軍団の上陸が裏返るかどうかは勝率に大きく関わってくるので、それを後押しするpig生成持ちはよりアグロプランにあっていると感じています。また序盤におけるソリンの生贄3点火力の餌としても効率が良いです。
・サイドの「敬虔な命令」の採用と「軍団の最期」の増量
全体遭遇率は後述しますが、現時点ではコントロールとの遭遇率が低いので対策枠のPWを追加の除去に差し替えました。どちらも吸血鬼同系に強く、また赤絡みのミッドレンジ戦で対処に苦労する再燃フェニへの対処札を敬虔な命令と灯の燼滅の合計2枚採用する事で、1回は対処出来るだろうという目算です(再燃嫌いなんです)
【BO3ゴールド帯 21試合内訳】*全体勝率77%(16-5)
遭遇率では吸血鬼とエレメンタルが1位タイですが、足しても3割届かないので全体的にデッキの種類が多かったです。特にスケープシフトはGP優勝以降もっと増えるものかと思いましたが、ゴールド帯ではそこまで遭遇しなかったですね。あと何故かエスパーミッドとは遭遇しなかったですね。多分たまたまだと思いますが、減少傾向なんですかね?
前シーズンにオルゾフミッドレンジを使用している時にあんなに苦労したネクサス・スケシというアンフェアデッキ群に全勝出来ているのは気分が良いです。天敵の赤単とコントロールが少ない現在のメタではオルゾフ吸血鬼は最善に近いデッキ選択に思えます。
ただ遭遇率が高かったエレメンタルに対して0-3という結果は気がかりで、相性改善を検討中です。
エレメンタルは序盤から高タフネスのブロッカー兼マナクリがいますし、加えて浅瀬に対処を迫られる事で展開が遅れて緑騎兵やヤロクといった突破が困難な生物を展開されて負けるというパターンが多かったです。浅瀬に対して都合よく疫病牝馬とか合わせられればテンポロスも少ないのでしょうが、タイミングが限定的過ぎて採用には躊躇します。
もう少しサイド後の戦略を煮詰めたりして対応を模索しますが、それでも厳しい様ならサイドからトカートリの儀仗兵を採用してcipを制限するなどの別のアプローチが必要になるかもしれません。ただ、スゥルタイリアニが下火な現状トカートリが有効なマッチが少なく、サイドボード枠の確保に苦労しそうです。
リストはDNお気に入り先であるPokkyさんの構築を大部分トレースし、細部を自分好みに微調整したものです。当初は晴れ記事のリストをコピーしていましたが、今回参考にした元リストはアグロとしてより目的意識がはっきりとした構築でしたので、少し重めの晴れ記事のリストよりもしっくりきました。
以下のリストでランクマッチに挑んだところ、16-5という高い勝率でゴールド帯を突破してプラチナへ昇格出来ました。元リストの完成度が非常に高かったので過去最速でランクアップしました。
【M20-std】BO3 オルゾフ吸血鬼
クリーチャー:24
2:《敵意ある征服者》
4:《空渡りの野心家》
4:《漆黒軍の騎士》
4:《アダントの先兵》
2:《薄暮の殉教者》
4:《軍団の副官》
4:《薄暮の勇者》
呪文:13
4:《軍団の上陸+一番砦、アダント》
3:《喪心》
1:《屈辱》
4:《傲慢な血王、ソリン》
1:《暴君への敵対者、アジャニ》
土地:23
8:《平地》
7:《沼》
4:《孤立した礼拝堂》
4:《神無き祭殿》
サイドボード:15
2:《疫病牝馬》
1:《灯の燼滅》
2:《害悪な掌握》
4:《強迫》
1:《敬虔な命令》
2:《軍団の最期》
1:《ケイヤの怒り》
2:《黒き剣のギデオン》
【元リストからの変更点】
・メインの「薄暮の盲信者」を「薄暮の殉教者」へ変更
盲信者はあると何かと便利ですが、サイドアウト率が高く2枚採用では序盤の安定性にも寄与しにくいと感じて、テンポロスしにくい殉教者を採用しました。中盤に軍団の上陸が裏返るかどうかは勝率に大きく関わってくるので、それを後押しするpig生成持ちはよりアグロプランにあっていると感じています。また序盤におけるソリンの生贄3点火力の餌としても効率が良いです。
・サイドの「敬虔な命令」の採用と「軍団の最期」の増量
全体遭遇率は後述しますが、現時点ではコントロールとの遭遇率が低いので対策枠のPWを追加の除去に差し替えました。どちらも吸血鬼同系に強く、また赤絡みのミッドレンジ戦で対処に苦労する再燃フェニへの対処札を敬虔な命令と灯の燼滅の合計2枚採用する事で、1回は対処出来るだろうという目算です(再燃嫌いなんです)
【BO3ゴールド帯 21試合内訳】*全体勝率77%(16-5)
・吸血鬼 3-0 勝率100% 遭遇率14%
・エレメンタル 0-3 勝率0% 遭遇率14%
・フェザー 1-1 勝率50% 遭遇率10%
・ネクサス 2-0 勝率100% 遭遇率10%
・スケープシフト 2-0 勝率100% 遭遇率10%
・青単テンポ 1-0 勝率100% 遭遇率5%
・グルール 1-0 勝率100% 遭遇率5%
・イゼフェニ 0-1 勝率0% 遭遇率5%
・シミフラ 1-0 勝率100% 遭遇率5%
・グリクシス 1-0 勝率100% 遭遇率5%
・恐竜 1-0 勝率100% 遭遇率5%
・他アグロ系 2-0 勝率100% 遭遇率10%
・他ミッドレンジ 1-0 勝率100% 遭遇率5%
遭遇率では吸血鬼とエレメンタルが1位タイですが、足しても3割届かないので全体的にデッキの種類が多かったです。特にスケープシフトはGP優勝以降もっと増えるものかと思いましたが、ゴールド帯ではそこまで遭遇しなかったですね。あと何故かエスパーミッドとは遭遇しなかったですね。多分たまたまだと思いますが、減少傾向なんですかね?
前シーズンにオルゾフミッドレンジを使用している時にあんなに苦労したネクサス・スケシというアンフェアデッキ群に全勝出来ているのは気分が良いです。天敵の赤単とコントロールが少ない現在のメタではオルゾフ吸血鬼は最善に近いデッキ選択に思えます。
ただ遭遇率が高かったエレメンタルに対して0-3という結果は気がかりで、相性改善を検討中です。
エレメンタルは序盤から高タフネスのブロッカー兼マナクリがいますし、加えて浅瀬に対処を迫られる事で展開が遅れて緑騎兵やヤロクといった突破が困難な生物を展開されて負けるというパターンが多かったです。浅瀬に対して都合よく疫病牝馬とか合わせられればテンポロスも少ないのでしょうが、タイミングが限定的過ぎて採用には躊躇します。
もう少しサイド後の戦略を煮詰めたりして対応を模索しますが、それでも厳しい様ならサイドからトカートリの儀仗兵を採用してcipを制限するなどの別のアプローチが必要になるかもしれません。ただ、スゥルタイリアニが下火な現状トカートリが有効なマッチが少なく、サイドボード枠の確保に苦労しそうです。
コメント
使ってみると打点・アド稼ぎ・シナジーが高次元に備わった非常に強力なデッキでした。1~2マナ域展開からのソリン&勇者は近年のスタン環境を振り返ってみても理不尽気味な強行動だと思います。
思えば白黒がtire1付近に存在感を定着させるのはテーロス期のオルゾフミッドレンジ(黒単信心から白黒グッドスタッフにシフトしたタイプ)から実に6年ぶりの快挙です。4枚採用が多いデッキはリストも美しいですよね。
ただ、このデッキが真に美しいのはイクサラン期には鳴かず飛ばすだった吸血鬼群をM20ソリンの登場で一躍トップメタまでまとめ上げたメタ的なフレーバーにそこあると思います。やはりオルゾフを代表するのはソリンであると思わせてくれるデッキです(熱いオルゾフ語り)