MTGA-BO3【オルゾフミッドレンジ-暁の騎士型】その②
MTGA-BO3【オルゾフミッドレンジ-暁の騎士型】その②
海外のスタンGPではスケープシフトが優勝したことでアリーナでも遭遇率が増えるのではないかと冷や冷やしていましたが、何とか大量発生する前にBO3ゴールド帯を抜けてプラチナ到達を果たしました。非青のミッドレンジはスケープシフトの様なコンボデッキに非常に弱いですからね。

途中で夜の騎兵を使いたいと考えてデッキを試行していましたが一瞬で0-5してランク落としまくったので、結局初期から使い続けている暁の騎兵型のオルゾフミッドレンジで走り切りました。夜の騎兵で5敗したおかげで相当減速したので、その分余計に挑むことになりました(汗

最終成績は25-16の勝率61%となり(夜の騎兵での0-5はカウントせずに・・)、特に後半戦はまずまずの勝率で終える事が出来ました。

デッキ内容としては茨の騎兵にたじろぐ場面が多かったので、追放除去として牢獄領域を採用しました。そのほかは大きな変更点はありません。


【M20-std】BO3 オルゾフミッドレンジ-暁の騎兵型

クリーチャー:12
4:《徴税人》
4:《アダントの先兵》
4:《暁の騎兵》

呪文:23
2:《喪心》
2:《ケイヤの怒り》
1:《牢獄領域》
4:《ケイヤの誓い》
4:《ベナリア史》
4:《祖先の刃》
2:《黒き剣のギデオン》
3:《ウルザの後継、カーン》
1:《戦慄衆の将軍、リリアナ》

土地:25
8:《平地》
4:《沼》
1:《総動員地区》
4:《神無き祭殿》
4:《孤立した礼拝堂》
4:《静寂の神殿》

サイドボード:15
1:《聖堂の鐘憑き》
2:《害悪な掌握》
2:《敬虔な命令》
4:《強迫》
1:《ケイヤの怒り》
1:《牢獄領域》
2:《スランの崩壊》
1:《最古再誕》
1:《宝物の地図+宝物の入り江》


【BO3ゴールド帯 41試合内訳】*全体勝率61%(25-16)

・エスパーミッド 4-2 勝率67% 遭遇率15%
・エレメンタル  4-1 勝率80% 遭遇率12%
・フェザー    3-1 勝率75% 遭遇率10%
・恐竜      3-1 勝率75% 遭遇率10%
・グリクシス   3-0 勝率100% 遭遇率7%
・ネクサス    0-3 勝率0%   遭遇率7%
・スケープシフト 1-2 勝率33% 遭遇率7%
・青単テンポ   1-1 勝率50% 遭遇率5%
・コントロール  2-0 勝率100% 遭遇率5%
・オルゾフ吸血鬼 1-0 勝率100% 遭遇率2%
・シミフラ    1-0 勝率100% 遭遇率2%
・その他アグロ系 2-1 勝率67% 遭遇率7%
・その他ミッド系 0-3 勝率0%   遭遇率7%


最終的にはエスパーミッドと一番遭遇しました。次いでエレメンタル・フェザー・恐竜と新鋭の面々ですが、こちらの戦略が押し付け易い相手が多かったので、少なくとも相性的に微有利以上はあると思います。


逆にスケシ・ネクサスは非常に辛いマッチアップで、特にネクサスは全敗していますね。スケシに関してはスランの崩壊を対策カードとして採用してはいるものの、性質上メタカードとして機能させるにはスケシを撃たせた後に効果を発揮するので盤面に沸いたゾンビ群にはケイヤの怒りの様な別の対策カードが必要となるのでちぐはぐしていて最善手とは言い辛いですが、他に有効な対策も思いつかなかったので仕方なく採用しています。ネクサスは半ば捨ててます。今更再生型ネクサスに当たろうものなら屈辱も採用していませんし好き放題やられるでしょうし、実際好き放題されました(笑)


その他ミッド系にも全敗していますが、たしか内訳はオルゾフゲイン・オルゾフ天使・グルール・・あと何か1個ですが、何れも除去圧が高いデッキでは不利な相手ではないので、本来はむしろ好相性なマッチアップでした。噛み合いが悪く落としてしまっているのが残念です。


新環境から流行っていると耳にするオルゾフ吸血鬼とシミックフラッシュにはほとんど遭遇しませんでした。当たりが偏っているかもですが、吸血鬼は全除去の都合で、フラッシュには徴税人の都合で特に不利を感じる内容ではなかったと記憶しているのでそこまで相性は悪くないと思います。


結局単色デッキは青単に多少当たるくらいで赤単・白単の様な高速アグロには最後まで当たりませんでしたね。おかげでアダントの先兵キープが裏目になる事が少なく、結果的に勝率増加に繋がったものと思います。仮に当たったとしてもゲイン手段が多いですし全除去も搭載しているので明確な不利は付かないものと思っています。


あと、意外とグリクシスには当たりましたね。環境的にそこまで有利なデッキとは思いませんが、愛好家が多いのでしょうか。このマッチアップは破壊不能のダメージ源とカーンによるアド稼ぎが有効な上、大ぶりなアクションが多いので暁の騎兵も積極的に除去に回せるので非常に有利に感じています。


全体的なメタ分布は非常に多彩なので、対応力が売りのオルゾフミッドレンジとしてはなかなか過ごしやすかったです。


【夜の騎兵について】

非常に高いポテンシャルを感じているのでデッキを考えてはいるものの、未だに形にはなっていません。疫病造り師と合わせた除去ミッド型、アリスト型、絞首人とイザレスと合わせたミッド型と一通り試したのですがどれも手ごたえは感じられませんでしたね。

イザレスとのシナジーを発見したときには戦術の革命とまで感じたのですが、上手い構築にたどり着く前に諦めてしまいました。

シーズン残日数と手間を鑑みるとダイヤ帯は目指せそうにないので、シーズンの残りは夜の騎兵型オルゾフミッドレンジの調整に費やしたいと思います。

コメント

すいせい
2019年7月27日6:48

統計をとっているわけではありませんが、MTGアリーナではBO1とBO3では明らかにメタが違います。BO1には単色デッキが結構多いです。BO1では、さくっと勝ちたいし、単色のデメリットにサイドボードの幅がありますが、BO1にはそもそも、サイドボードという概念がないので...
BO3では、白単はほぼ絶滅している気がします。白単使っていた人は、バンパイアに移動しているのではと想像。赤単は一定数いるきがします、やっぱり強いし。

ポッキー
2019年7月27日17:39

≫すいせいさん

リンク&コメントありがとうございます!こちらも相互リンクさせて頂きました。

今シーズンはBO1にあまり触れていないのですが、やはりBO1は単色アグロ多目なんですね。

M20以前のBO3はエスパーにしか当たらない状況だったので、多様性のある今シーズンのBO3は楽しんでいます。吸血鬼や赤単にはあまり当たっていませんが、やはり一定数いるでしょうからガードは下げられませんね。

nophoto
774
2019年7月29日15:20

完コピではないですが、参考にさせてもらいました。
ローカル大会ですが、久しぶりにシングルエリミまでいけました。
使用した印象としてはメインのケイヤの怒りが強かったです。
暁の騎兵は相手のエンチャ除去を取り除いてギデオンやカーンを救出するケースが多かったです。
今後もちょくちょく参考にさせてもらいます。

ポッキー
2019年7月29日22:19

>>774さん

コメントありがとうございます!少しでも参考になったのであれば恐縮です。

SEまで残れると結構達成感がありますよね、私もゲームデーやGPTの様な中規模大会でSEまで残れた時は嬉しかったです。どちらの大会も無くなってしまったことが未だに悔やまれます。そのようなローカル大会が近くで開催されているのは羨ましいですね。

ビートダウンでメインに全除去を採用したリストはそこまで一般化されていないので、アンフェアデッキを踏まない限りは結構有利に立ち回れると思います。PWも多めに採用しているのでエンチャ除去の様なテンポの悪い解答に対しては774さんが仰るように暁の騎兵の汎用性が有効打となり得ます。

今後もちょくちょく更新していくので、お気軽にご来訪ください。

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索