MTGA-BO1【オルゾフアリスト】ダイア到達
プラチナ昇格以降もBO1でオルゾフアリストクラッツを使用し続けて、120試合を経てダイアモンドへランクアップを果たせました。プラチナを抜けれたのは初めてなので感慨深いです。

調整を終えたデッキを使用してのランクマッチだったので当初は順調で、ダイア昇格まで残り2勝までは順調に50~60戦程でたどり着けたのですが、ランクアップ直前にリアニメイトやジェスカイPWが台頭してきて苦戦を強いられました。特にゲームスピードが合致しているリアニメイトと、サルカンを強力に運用してくるジェスカイPWが難敵で負けが混んできてしまったので、最終段階になってデッキを再考して走破しました。


【WAR-std】BO1 オルゾフアリストクラッツ act.3 改々々々

クリーチャー:26
3:《追われる証人》
4:《残酷な祝賀者》
4:《薄暮軍団の盲信者》
4:《忘れられた神々の僧侶》
4:《疫病造り師》
4:《真夜中の死神》
3:《騒乱の落とし子》

呪文:12
4:《菌類感染》
2:《灯の収穫》
4:《復讐に燃えた血王、ソリン》
2:《戦慄衆の将軍、リリアナ》

土地:22
4:《平地》
9:《沼》
4:《孤立した礼拝堂》
4:《神無き祭殿》
1:《爆発域》


【解説】

台頭してきたPW群に対抗する圧力として騒乱の落とし子を採用。トークンを生まないPWであれば疫病造り師で対処出来るのですが、サルカンやカズミナといった布告耐性を持ったPWを対処する手段が灯の収穫2枚では不足だと感じたので、4/4飛行トランプルという継続した対処手段を採用するに至りました。

落とし子はジェスカイPWのクラリオン、エスパーPWのケイヤの誓いに耐えられるので、比較的対処されにくいアタッカーとなります。また、赤単相手にも火力1枚の圏外なので、ソリンに繋ぐ安定した絆魂枠としても信頼が置けます。

元々低マナ域からスタートするデッキなので無理なく絢爛も狙える他、2t目神々の僧侶からのブン回りで盤面に触れながら3t目着地という高圧な展開も可能になったので、デッキのプレッシャーを上げる事が出来ました。


【BO1プラチナ帯 120試合内訳】*全体勝率58%(70-50)

赤単スライ   13-10 勝率57% 遭遇率19%
青単テンポ   2-2  勝率50% 遭遇率3%
白単ウィニー  5-5  勝率50% 遭遇率8%
緑単ランプ   3-2  勝率60% 遭遇率4%
グルール    9-6  勝率60% 遭遇率13%
グリクシス   5-2  勝率71% 遭遇率6%
エスパーミッド 1-3  勝率25% 遭遇率3%
ジェスカイ   3-3  勝率50% 遭遇率5%
スゥルタイ   3-0  勝率100% 遭遇率3%
リアニメイト  1-3  勝率25% 遭遇率3%
バントミッド  5-0  勝率100% 遭遇率4%
フェザー    1-1  勝率50% 遭遇率2%
アリスト    2-1  勝率67% 遭遇率3%
コントロール  6-6  勝率50% 遭遇率10%
他アグロ系   2-2  勝率50% 遭遇率3%
他ミッド系   9-4  勝率69% 遭遇率11%


イゼット系とターボ荒野は完全に絶滅。このメタの変遷は小テフェリーの台頭によるところが大きいと思います。青単はブン回りのハメで小テフェリーを弾ける可能性がある為か、少数ながら遭遇しましたが。

単体遭遇率は相変わらず赤単が19%と1位。2位は速攻と再燃フェニでPWに対して高い圧力を掛けられるグルールが13%。3位は対生物系コントロール(9割がたがエスパーコン)が10%。4位は白単で、コントロール系をメタって小テフェリーを採用しているt青型も含めて8%。

デッキ分布は多い順位、非コンボのミッドレンジ系(主にPW主体の構成)が48%、アグロ系が33%、コントロールが10%、特定のカードに依存した準コンボ系のデッキが9%という内訳になっています。ただ、全体的にデッキの速度帯・種類共に豊富でデッキを絞るにはリスクを取らざるを得ない感じなので、群雄割拠といったところでしょうか。

中でも特に強力だと感じたのは赤単・白単・PWミッド・エスパーコン・リアニメイトです。PWミッドとリアニメイトは最近完成したデッキで、終盤しか当たらなかったにも関わらず強烈に印象に残っています。

PWミッドで特に強力に感じたカードはサルカンで、ins除去が無く飛行も薄いこちらの構成に致命的に合致してきます。また、トークン生成を行うPW(カズミナ・カーン・サルカン・ウギン等)が多く、こちらの疫病造り師が効かないタイミングが多く苦しい展開が多かったです。元々0-3だったところで落とし子を採用して3-3まで持ち返せたので、相性改善は果たせたものと思います。

リアニメイトはこちらのゲームスピードと同程度の速度ながらも復帰力が桁違いなので、残念ながらボードコン型のオルゾフアリストでは相性は改善出来ないと思われます。高確率で採用されているタミヨウを落とすことが生贄による対処を封じられる点で非常に困難な上、墓地肥やし・リアニ呪文のサーチ&再利用とデッキの安定度を数段高めるので放置=負けとなる構図も非常に苦しいです。


ちなみにプラチナ昇格初期にBO3でもオルゾフアリストの調整を行ったのですが、毎試合1~2マリガンをする羽目になり、ろくに回らず断念しました(一応BO3では土地23にしたんですが・・)

アグロとコントロール相手には噛み合い次第ながらも五分以上の戦績で、総合的にミッドレンジには有利(特に除去の薄い非黒・赤のミッドレンジには大幅有利)な構成なので、リアニメイトの絶対数が増えない限りは全体的に五分+αくらいの感覚では回せていると思います。

本当は赤単・白単・コントロール・リアニメイトが幅を利かせるメタ的にPWケイヤを採用する事が望ましかったのですが、内容的にデッキとシナジーしない非生物札を採用する事が出来なかった点が、ミッドレンジではないシナジー型のデッキのウィークポイントだったとも思います。

以前はリアルの大会の練習の意味合いを持たせていたのでBO3中心に調整していましたが、BO1も独自の面白さがあるのでどちらも継続して調整していきたいと思います。

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