MTGA-BO1【オルゾフアリストクラッツ act.3】
連休最終日は予定も少なくゆっくり出来たので、アリーナBO1でアリストクラッツの調整を行っていました。

シナジー重視の初期型と全除去搭載のact.2は合算で14-14という成績で伸び悩んでいたのですが、勝率を高めるべく調整した結果以下の内容で落ち着きました。


【スタンダード】アリーナ オルゾフアリストクラッツ act.3

クリーチャー:26
3:《追われる証人》
4:《残酷な祝賀者》
1:《無慈悲な司教》
2:《オルゾフの処罰者》
4:《忘れられた神々の僧侶》
4:《真夜中の死神》
4:《疫病造り師》
2:《テイサ・カルロフ》
2:《永遠神バントゥ》

呪文:12
4:《菌類感染》
4:《戦慄衆の侵略》
4:《復讐に燃えた血王、ソリン》

土地:22
4:《平地》
9:《沼》
1:《爆発域》
4:《孤立した礼拝堂》
4:《神無き祭殿》


【変更点】

デッキのギミックに手数を要するという点で満足に回収できていなかった「どぶ骨」を排して赤単・白単の初動に対処出来るように「菌類感染」を採用した事が一番の変更点です。

従来の構築では最速で相手の盤面に触れる手段が3t目の疫病造り師のみで、アグロ相手の後手時に致命的なテンポ差があったので、後手時でも相手の展開を抑制できる菌類感染は非常に効果的なアプローチだと思っています。

相手の低マナ域を排除して疫病造り師のcipで本命を狙いやすくなると同時に、自身のサクリ要員にもなるので疫病造り師をクロックとして残すことが可能です。ミッドレンジ相手には疫病造り師をわざと自身を生贄に捧げる事によってソリンとのシナジーを狙って盤面制圧を重視する事もありますが、アグロ相手には4t目ソリンの絆魂の恩恵を狙ってクロックを残すことが重要となります。キーカードである神々の僧侶の生贄要員をインスタントで増やすことが出来る事もデッキの動きに幅を持たせてくれます。


また、生贄シナジーを助長するテイサの採用も大きな変更点です。死亡誘発の強化はドレイン・ドロー・死後と何れも強力に作用します。採用理由はデッキのシナジー強化という意味も強いですが、各種トークン(特にライフペイを要求される戦慄衆の侵略)との絆魂シナジーを意識して5~6枚目のソリン枠としての意味合いが強いです。


上記の変更を施したact.3での成績は26-17と勝ち越し出来ているので、今まで試行した中では一番手ごたえを感じています。ちなみに今までの通算成績は40-31で、内訳は以下の通りです。
・赤単 6-6(勝率50%)
遭遇率No.1。蒸気族に対処出来ないと即負けるマッチアップでしたが、菌類感染採用からはだいぶ相性改善されました。クロックを残しながらソリンが板。
・青単 1-2(勝率33%)
最早絶滅危惧種。それでもアグロが強いBO1では少数存在している様です。菌類感染&爆発域で相性強化の望めているはず。元々干渉手段が少ない相手なので負け越していること自体が不甲斐ない。
・白単系 1-2(勝率33%)
現状一番勝ちづらいマッチ。以前までは相手の展開が緩い事を願うばっかりでしたが、菌類感染&爆発域を採用した事で少しはまともに戦えるマッチになったと思います。
・イゼフェニ 1-2(勝率33%)
こちらの除去手段が何れも効果が薄い上、相手はショックでこちらのキーカードに干渉しつつガードの薄い空をすっ飛んでくるので明確に不利を感じるマッチ。遭遇率が低いのが救いです。
・白赤英雄的 5-1(勝率83%)
戦慄衆の秘儀術師とフェザーを自己強化スペルでバックアップするデッキ。新環境で誕生したアーキタイプからか遭遇率は4位。こちらの各種生贄手段に対して耐性を持たないので、非常に有利なマッチ。
・グルール 2-3(勝率40%)
菌類感染が効かない&再燃フェニが辛すぎるマッチ。もうとにかく再燃がキツ過ぎる。地上は容易に止められるのですが再燃を重ね引きされたら大抵勝てません。案外遭遇率が高いのが不安の種。
・スゥルタイ 2-1(勝率67%)
BO3ほど見ない。菌類感染がハマれば探検生物を排除しながら疫病造り師で本命を狙えるのでアグロのついでにメタれていると思います。相手の干渉手段が重めなので比較的有利に試合を運べるマッチです。
・グリクシス 4-3(勝率57%)
新環境で様々な恩恵を受けたので、遭遇率は3位。事前に戦慄衆の侵略を置けるかどうかが重要なマッチ。ボーラス軍団には疫病造り師が刺さりやすいので対処はしやすいです。ソリンを維持しにくいのが不安材料ですが、五分五分程度のマッチです。
・コントロール系 9-1(勝率90%)
大概はエスパーコンとのマッチアップです。エスパーコンは遭遇率は2位、他は門コンとかでした。謝肉場で追放されなければ有利に試合を運べますがこの成績は出来過ぎですね、かなり上振れしていると思われます。決して有利に感じるマッチではないので、相性は五分五分程度かと。テフェリーに対処しやすいのは明確な有利ポイントです。
・ターボ荒野 0-2(勝率0%)
ネクサスは存在しないので荒野&発展を狙ったデッキです。徴税人も不採用でガードを下げているので納得の結果。
・他アグロ系 1-3(勝率25%)
3種類くらいのアリスト同系に当たった記憶です。お互いに言える事ですが相手のキーカードにピンポイントで触れないので、回ったもん勝ち。ジュディスの有無で明確に不利が付いているとも思います。
・他ミッドレンジ 8-5(勝率62%)
ディミーア・緑ランプ系・エスパーミッド・オルゾフミッド辺りだったと記憶しています。アーキが多すぎるので勝ち越せていたか程度の認識です。



今後も勝率が安定するかはわかりませんが、ギミック多彩で非常に面白いデッキなので楽しいです。プレイの度に選択肢が豊富で、回った時の爽快感が大きいので使用していて飽きません。その内BO3向けにも調整していきたいと思っています。

コメント

nophoto
ヘタレ
2019年5月7日18:57

お疲れ様です。
バントゥはマルドゥに入ったときの火力は、ヤバいですね(汗) 自分はまだまだ使いこなせず、良くて2~3枚引くのが、やっとです。。。
今は落とし子を気に入って、コイツを使ったデッキを使っていますが、絢爛を達成させやすくするのにアングラスを使っています。威迫をつけれるので、わりと絢爛達成できてバシバシ投げつけています(笑)
リストを拝見すると、ポッキーさんのデッキにもすんなり入るかな?と感じています。侵略で生成された軍団を2ターン早く6/6に到達させ、かつテイサから湧いたスピリット達も威迫もちで飛んでくるので、ダメージレースも優位に立てるのでは無いでしょうか?

ポッキー
2019年5月7日23:30

>>ヘタレさん

落とし子はデッキに恵まれていませんでしたがポテンシャルは本物なので、上手くハマったデッキを作れれば全然いけると思います。私も群れ仲間&落とし子&ソリンのシナジーを期待した図々しいデッキを思案しましたが、ろくに回らずお蔵入りとなりました(笑)

バントゥは一定数採用したいマナフラ受けと死亡効果の多重誘発を行える同時に生贄を行える手段として採用していますが、最速で出す恩恵も薄いので1枚をお勧め頂いたアングラスに変えて試してみました。

今までは前のめりではなく受け身で盤面コントロールを行う事が多かったのですが、アングラスの威迫の効果で疫病造り師の様な打点が高い生物を連打してライフを詰める手段が追加されて戦術に幅を持たせることが出来たように思います。

また、仰るように戦慄衆の侵略の動員加速も効果が高かったです。絆魂ラインまで加速する思惑が素直に通る事は少なそうですが、盤面を抑える事が困難だったグルール戦で壁となるサイズまで加速出来る事が思いのほか有用でした。また、再燃フェニで止まりにくくなる点も対グルールでの有用なので、不利なマッチアップの相性改善を行う事が出来たと思います。

土地を切り詰めている関係で4マナ以降のカードの採用はリスクとなりえるので選択が難しいですが、アングラスは十分考慮に値する性能でしたね。ご助言助かりました!

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