SOIスタンダード・デッキ案【白黒コントロール】
SOIスタンダード・デッキ案【白黒コントロール】
SOIスタンダード・デッキ案【白黒コントロール】
 前回の記事に載せた白黒ミッドレンジを回していて感じたことは、端的に言って宿敵ソリン微妙じゃね?という感じです。

 やはり6マナというのは重いですし、ドロー兼ダメージを期待できる能力を有しているところでフィニッシャー的運用はしにくいという感想です。堕落の触手としての運用をしても良いのでしょうが、アヴァシンや荒野の確保といったカードを構えている方が有効な事が多く、キャスト出来ずに手札で腐っている事が多い印象でした。

 そんな訳で宿敵ソリンを使うならやや重めのミッドレンジが一番上手く使えるのではないかと思ってデッキを考えてみました。


【白黒リンヴァーラ&ソリン】

生物
3 スレイベンの検査官
4 永代巡礼者、アイリ
4 搭載歩行機械
4 保護者、リンヴァーラ
  計15枚

呪文
2 荒野の確保
2 究極の価格
1 闇の掌握
2 破滅の道
2 苦渋の破棄
4 面昌体の記録庫
2 衰滅
2 ゼンディカーの同盟者、ギデオン
3 死の宿敵、ソリン
  計20枚

土地
4 乱脈な気孔
4 コイロスの洞窟
3 放棄された聖域
2 ウェストヴェイルの修道院/不敬の皇子、オーメンダール
6 平地
6 沼
  計25枚(白17枚 黒17枚)


【解説】

 前環境で煮詰めていた白黒リンヴァーラを素体にソリンを足した様な、ややコントロール寄りのミッドレンジです。
 6マナ域がやたら多い変則的なマナカーブですが、記録庫→6マナ域のドブンに割りとすべてをかけている感じです。環境初期は明確な勝ち手段を用意した方が得策かと思いますので。


 記録庫→リンヴァーラは3~4マナ域を多用する遅めのアグロやミッドレンジ相手に劇的に刺さるほか、ソリンも即盤面整理と延命が行えるので記録庫経由の6マナ域としては申し分ないです。
 +能力で勝ちに行くにしても、1ターンでも早くキャストした方が合理的ですしね。1回は堕落の触手扱いして使い捨てる事も視野に入れて3枚と多めに採用しました。


 環境初期はアグロ系が多いと想定しているので、骨読みの様な痛いドローはいれずにスレイベンの検査官を採用してみました。
 1マナで壁としての運用、2マナで除去を構えながらのドロー、3マナでファイレクシアの憤怒鬼的な運用とかなり序盤戦を柔軟にこなせるので、アグロ耐性を落とすことなく4枚目の土地にアクセスする事を期待しています。
 またアイリの相方としても優秀なので、序盤の壁役としては申し分無い性能だと思いますので、調査の使用感次第では今後のデッキ構築に幅を持たせてくれそうです。


 極端な構成にしているので早すぎるアグロと遅すぎるコントロールのどちらも微妙に苦手なので、衰滅とギデオンをそれぞれ2枚採用しています。
 荒野の確保や歩行機械のトークン戦術はギデオン紋章の有無で決定力が段違いなので、ギデオンは入れておきたいカードですね。


 とにかく6マナまで伸びれば相当なデッキパワーを有しているので、中途半端なコンセプトのデッキを確実に食いに行くことが出来ます。
 記録庫設置後は過剰にマナを供給できるので、荒野の確保・歩行機械の様なX呪文と相性が良い他、破滅の道の覚醒コストも容易に支払えます。


 とりあえずの課題はランプ対策ですね。リンヴァーラがあまり役に立たないマッチアップはコンセプト自体が否定されてしますので、厳しいマッチアップだと言えます。それでもウギンが落ちるのでだいぶ考えようがありますがね。


 このデッキのサイドボード案を考えながら、せっかくなので次は白黒アグロっぽいものも考えてみようかと思います。

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