オリジン版・アリストクラッツを考えてみた
2015年8月6日 MTG コメント (2)
新しいカードが出るたびにアリストクラッツの様なマルドゥサクリデッキを考えてしまいます。
もともと軍族の解体者という強力なサクリ台を持っていたのですが、構築級のマナを要求しないサクリ台が1種では安定性に欠けたためデッキの体を成すまでには至りませんでした。
オリジンでナントゥーコの鞘虫が再録されたことによりサクリ台が2種となった為、以前と比べるとレイコマハスク(反逆の行動等のコントロール奪取からの生贄コンボ)の様なシナジーを安定して組み込むことが出来る様になりました。
ちなみにアリストクラッツとは、イニストラードブロック~ラヴニカの回帰ブロック期のスタンダード(つまりは前々環境です)に存在した白黒赤のシナジー重視のビートダウンで、「カルテルの貴種/Cartel Aristocrat」と「ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat」という2枚のサクリ台を中心に陰鬱(生物が死亡した際に能力が強化されるキーワード能力)やコントロール奪取系のスペルを用いてサクるという攻防一体の戦略を意識した構築のデッキです。
多彩なシナジーを持ったデッキなので簡潔にまとめるのは難しいですが、全盛期は対アグロ系アグロという他のデッキに無い独自のアーキタイプとして君臨した非常に美しいデッキでした。(デッキ名も2種類のアリストクラートを用いることに由来しています、超カッコイイですよね)
現スタンダード環境においては死亡誘発によるメリットを働かせるカードが少なく、ピックアップするとエイスリオス・腸卜師・ケルゥの吸血者等の3マナ域に集中していて準備の暇が無さそうなので、墓地活用を意識したリアニメイト戦略を用いて生贄のリスクを軽減することが妥当かと思います。
能動的に生贄エンジンを多くとる事で新リリアナも効果的に用いる事が可能となるので、デッキ構築意欲が湧いてきますね。
そんなわけで下記のリストを雛形として調整していく予定です。
【アリストクラッツAct3】
生物
4 脳蛆
3 謙虚な離反者
3 ナントゥーコの鞘虫
3 死に微笑むもの、アリーシャ
2 異端の癒し手、リリアナ(反抗する屍術師、リリアナ)
4 軍族の解体者
4 血の儀式の司祭
計23枚
呪文
3 苦しめる声
2 究極の価格
2 はじける破滅
2 反逆の行動
1 コラガンの命令
2 エレボスの鞭
計12枚
土地
4 遊牧民の前哨地
4 コイロスの洞窟
1 静寂の神殿
4 血染めのぬかるみ
1 悪意の神殿
3 戦場の鍛冶場
2 凱旋の神殿
2 マナの合流点
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
2 山
1 沼
計25枚(黒18枚 赤18枚 白16枚)
サイドボード
3 アラシンの僧侶
3 松明の悪鬼
1 はじける破滅
3 神々の憤怒
2 群衆の掟
2 護法の宝珠
計14枚(要調整)
【解説】
アリーシャ・リリアナ・鞭を用いて脳蛆や司祭をリアニメイトしまくって息切れなく攻めることを主眼に置いています。
また、能動的な生贄に頼ることなく安定してリリアナを裏返すことを検討した結果、脳蛆が一番丸いのではないかと思います。
メインボードの謙虚な離反者はサクリ台と合わせてドロー能力→スタック生贄と動くことでさながら血の署名の様な挙動を狙っています。生物である為再利用が容易な点も評価点です。また、コントロール戦で反逆の行動の利用価値を生む事も出来ます。
離反者はエレボスの鞭がある際は更にシンプルで、釣ってタップするだけで手札を2枚補充出来ます。(苦しめる声と合わせて序盤~中盤の安定性向上を図っていますが、使用感によっては離反者・声共に変更検討枠です)
反逆の行動は今をときめく青赤魂込めデッキに効果的で、レイコマハスクで破壊不能のハサミも撃破可能な他、搭載歩行機械を奪ってサクることによってこちらの戦略を飛躍的に強化出来ます。(はじける破滅が素でハサミに効果的な為、十分にメタれていると思いますが必要を感じるのであればヘリオッドの巡礼者+岩への繋ぎ止めのシナジーを搭載することによって、デッキのコンセプトに合致した上で更に耐性を高める事も可能です)
また、サイドから松明の悪鬼(生贄でアーティファクトを破壊する生物)をサイドインすることで、各種リアニメイト手段と合わせて戦場のアーティファクトを徹底的に駆逐することも可能です。
コントロールに対してはリリアナのハンデスや脳蛆を再利用しまくる事によって、常に手札に対して圧力を与えてメガハンデスの様な挙動で凌いでいくプランです。(エレボスの鞭を採用しているので、潜在的にコントロール耐性は高いです)
赤単アグロに対してはアラシンの僧侶を使い回す他、神々の憤怒の様な軽量スイーパーを採用する事で相性改善を図っています。(神々の憤怒は墓地利用とディスシナジーになりえる可能性もある為、オベリスク搭載型のウィニーが減っているようであれば悲哀まみれの方が安定して運用できると思います)
緑信心系に対しては群衆の掟が劇的に刺さる為、ペースに乗られてもワンチャンがあります。
もともと軍族の解体者という強力なサクリ台を持っていたのですが、構築級のマナを要求しないサクリ台が1種では安定性に欠けたためデッキの体を成すまでには至りませんでした。
オリジンでナントゥーコの鞘虫が再録されたことによりサクリ台が2種となった為、以前と比べるとレイコマハスク(反逆の行動等のコントロール奪取からの生贄コンボ)の様なシナジーを安定して組み込むことが出来る様になりました。
ちなみにアリストクラッツとは、イニストラードブロック~ラヴニカの回帰ブロック期のスタンダード(つまりは前々環境です)に存在した白黒赤のシナジー重視のビートダウンで、「カルテルの貴種/Cartel Aristocrat」と「ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat」という2枚のサクリ台を中心に陰鬱(生物が死亡した際に能力が強化されるキーワード能力)やコントロール奪取系のスペルを用いてサクるという攻防一体の戦略を意識した構築のデッキです。
多彩なシナジーを持ったデッキなので簡潔にまとめるのは難しいですが、全盛期は対アグロ系アグロという他のデッキに無い独自のアーキタイプとして君臨した非常に美しいデッキでした。(デッキ名も2種類のアリストクラートを用いることに由来しています、超カッコイイですよね)
現スタンダード環境においては死亡誘発によるメリットを働かせるカードが少なく、ピックアップするとエイスリオス・腸卜師・ケルゥの吸血者等の3マナ域に集中していて準備の暇が無さそうなので、墓地活用を意識したリアニメイト戦略を用いて生贄のリスクを軽減することが妥当かと思います。
能動的に生贄エンジンを多くとる事で新リリアナも効果的に用いる事が可能となるので、デッキ構築意欲が湧いてきますね。
そんなわけで下記のリストを雛形として調整していく予定です。
【アリストクラッツAct3】
生物
4 脳蛆
3 謙虚な離反者
3 ナントゥーコの鞘虫
3 死に微笑むもの、アリーシャ
2 異端の癒し手、リリアナ(反抗する屍術師、リリアナ)
4 軍族の解体者
4 血の儀式の司祭
計23枚
呪文
3 苦しめる声
2 究極の価格
2 はじける破滅
2 反逆の行動
1 コラガンの命令
2 エレボスの鞭
計12枚
土地
4 遊牧民の前哨地
4 コイロスの洞窟
1 静寂の神殿
4 血染めのぬかるみ
1 悪意の神殿
3 戦場の鍛冶場
2 凱旋の神殿
2 マナの合流点
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
2 山
1 沼
計25枚(黒18枚 赤18枚 白16枚)
サイドボード
3 アラシンの僧侶
3 松明の悪鬼
1 はじける破滅
3 神々の憤怒
2 群衆の掟
2 護法の宝珠
計14枚(要調整)
【解説】
アリーシャ・リリアナ・鞭を用いて脳蛆や司祭をリアニメイトしまくって息切れなく攻めることを主眼に置いています。
また、能動的な生贄に頼ることなく安定してリリアナを裏返すことを検討した結果、脳蛆が一番丸いのではないかと思います。
メインボードの謙虚な離反者はサクリ台と合わせてドロー能力→スタック生贄と動くことでさながら血の署名の様な挙動を狙っています。生物である為再利用が容易な点も評価点です。また、コントロール戦で反逆の行動の利用価値を生む事も出来ます。
離反者はエレボスの鞭がある際は更にシンプルで、釣ってタップするだけで手札を2枚補充出来ます。(苦しめる声と合わせて序盤~中盤の安定性向上を図っていますが、使用感によっては離反者・声共に変更検討枠です)
反逆の行動は今をときめく青赤魂込めデッキに効果的で、レイコマハスクで破壊不能のハサミも撃破可能な他、搭載歩行機械を奪ってサクることによってこちらの戦略を飛躍的に強化出来ます。(はじける破滅が素でハサミに効果的な為、十分にメタれていると思いますが必要を感じるのであればヘリオッドの巡礼者+岩への繋ぎ止めのシナジーを搭載することによって、デッキのコンセプトに合致した上で更に耐性を高める事も可能です)
また、サイドから松明の悪鬼(生贄でアーティファクトを破壊する生物)をサイドインすることで、各種リアニメイト手段と合わせて戦場のアーティファクトを徹底的に駆逐することも可能です。
コントロールに対してはリリアナのハンデスや脳蛆を再利用しまくる事によって、常に手札に対して圧力を与えてメガハンデスの様な挙動で凌いでいくプランです。(エレボスの鞭を採用しているので、潜在的にコントロール耐性は高いです)
赤単アグロに対してはアラシンの僧侶を使い回す他、神々の憤怒の様な軽量スイーパーを採用する事で相性改善を図っています。(神々の憤怒は墓地利用とディスシナジーになりえる可能性もある為、オベリスク搭載型のウィニーが減っているようであれば悲哀まみれの方が安定して運用できると思います)
緑信心系に対しては群衆の掟が劇的に刺さる為、ペースに乗られてもワンチャンがあります。
コメント
コメントありがとうございます!
群衆の掟は疑似全除去でありながらフィニッシャーでもあるので、どんなに不利な盤面でも捲れる可能性があるのが良いですね!